虎HORAN’Sソウル、夜更けのサジュ部屋
命式のしくみ

命式の見方:4本の柱と8つの文字

命式(めいしき)は、生まれた年・月・日・時をそれぞれ天干と地支の2文字で表した4本の柱で、日柱の天干である日干(日主)を「自分」として、ほかの7文字との関係を読んでいきます。このページでは、無料の命式と同じ計算エンジンで作った表を使って、各パーツの意味と見方を順に説明します。

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命式の全体像

命式は4本の柱(年柱・月柱・日柱・時柱)でできていて、上の段が天干、下の段が地支です。下は架空の例(1990年2月6日 午前9時15分、東京生まれ)の命式で、日干は壬(陽の水)です。

読む順番は3段階です。①日干を確かめる、②ほかの天干・地支が日干にとって何にあたるか(通変星)を出す、③地支の中の蔵干を見て、表に出ていない層を足す。五行バランスも十二運も大運も、この3段階の上に積み上げるものです。

命式の例:架空の例(1990年2月6日 午前9時15分、東京生まれ)
時柱日柱月柱年柱
天干乙(陰の木)壬(陽の水)戊(陽の土)庚(陽の金)
通変星傷官日干(自分)偏官偏印
地支巳(み)寅(とら)寅(とら)午(うま)
蔵干(余気・中気・本気)戊・庚・丙戊・丙・甲戊・丙・甲己・丁
蔵干通変星偏官・偏印・偏財偏官・偏財・食神偏官・偏財・食神正官・正財
十二運絶(切り替えの速さ)病(感受性)病(感受性)胎(アイデアの多さ)

韓国・中国の命式表と同じく、右から年柱・月柱・日柱・時柱の順に並べています。架空の生年月日で、実在の人物ではありません。

年柱・月柱・日柱・時柱の意味(早見表)

4本の柱は、出し方も切り替わるタイミングも違います。伝統的に結びつけられてきたテーマと合わせて、1つの表にまとめました。どの柱も日干との関係で読むもので、柱だけで性格や出来事が決まるわけではありません。

柱に人生の時期を割り当てる読み方もよく見かけますが、区切りは解説によってまちまちです。年柱を0〜20歳、月柱を20〜40歳、日柱を40〜60歳、時柱を60歳以降とする解説(リアル四柱推命)もあれば、年柱を0〜29歳、月柱を30〜59歳、日柱を60〜80歳、時柱を80歳以上とする解説(優しい四柱推命)もあります。当サイトの読みでは、柱を年齢の区切りとしては使っていません。

4本の柱の早見表
柱何の干支か切り替わるタイミング伝統的に結びつけられるテーマ
年柱生まれ年立春の瞬間家系、育った環境、同世代
月柱生まれ月(節入りで区切る)毎月の節入りの瞬間生まれた季節、仕事や社会との関わり
日柱生まれた日夜0時(当サイトの標準)自分自身(日干)、配偶者や身近な関係(日支)
時柱生まれた時刻2時間ごと(子の刻は23時から)子どもや後輩、晩年や将来の計画

十干:命式の上の段

十干は、木・火・土・金・水の五行をそれぞれ陽(兄=え)と陰(弟=と)に分けた10の文字です。甲(きのえ)は木の兄、乙(きのと)は木の弟、というように読みます。韓国語では갑・을・병・정…と読むので、たとえば2027年の干支丁未は、韓国では정미년と呼ばれます。

十干(じっかん)の一覧
十干読み韓国語五行陰陽
甲きのえ갑(カプ)木陽(兄・え)
乙きのと을(ウル)木陰(弟・と)
丙ひのえ병(ピョン)火陽(兄・え)
丁ひのと정(チョン)火陰(弟・と)
戊つちのえ무(ム)土陽(兄・え)
己つちのと기(キ)土陰(弟・と)
庚かのえ경(キョン)金陽(兄・え)
辛かのと신(シン)金陰(弟・と)
壬みずのえ임(イム)水陽(兄・え)
癸みずのと계(ケ)水陰(弟・と)

五行と陰陽は計算エンジンの表から出力しています。

十二支:命式の下の段と月の区切り

十二支は動物の名前でおなじみですが、四柱推命では月の名前でもあります。四柱推命の1年は子の月からではなく、立春に始まる寅の月から数え、各月は1日ではなく二十四節気のうちの「節」に入る時刻(節入り)から始まります。毎年の節入りの日時は、国立天文台の暦要項に載っています(国立天文台 暦要項 2027)。

日本では亥は猪(いのしし)ですが、韓国と中国では豚(돼지)です。未は日本でも韓国でも羊(양)です。

十二支と、四柱推命の月(2027年の立春から始まる1年の節入り日)
十二支読み動物韓国語月の始まり(節)節入りの日(日本時間)
子ね鼠자大雪2027/12/7
丑うし牛축小寒2028/1/6
寅とら虎인立春2027/2/4
卯う兎묘驚蟄(啓蟄)2027/3/6
辰たつ竜진清明2027/4/5
巳み蛇사立夏2027/5/6
午うま馬오芒種2027/6/6
未ひつじ羊미小暑2027/7/7
申さる猿신立秋2027/8/8
酉とり鶏유白露2027/9/8
戌いぬ犬술寒露2027/10/8
亥い猪(韓国では豚)해立冬2027/11/8

2027年の立春から翌年の立春までの1年について、各月の節入りの時刻を日本時間の日付にしたものです。子の月(大雪)は年をまたぎ、丑の月は翌2028年1月の小寒から始まります。

年柱:生まれ年の干支

年柱は1月1日ではなく立春で切り替わります。立春は二十四節気の起点で(国立天文台 暦Wiki)、太陽の黄経が315度になる瞬間です。2027年の立春は、日本時間で2月4日10時46分です(国立天文台 暦要項 2027)。たとえば1990年1月20日生まれの人の年柱は、カレンダーではもう1990年でも、立春前なので前年の己巳です(立春と節入り)。

年柱の地支がいわゆる「干支の動物」です。伝統的には、家系や育った環境、同世代との共通点を表す柱と読まれます。読みの中では背景にあたり、主役ではありません。

月柱:生まれた季節

月柱は毎月の節入り(立春・啓蟄・清明…)の時刻で切り替わります。節入りは毎月だいたい3日から9日ごろで、年によって日も時刻も変わります。当サイトの無料命式は生年月日だけで出すので、節入りの日の前後に生まれた人は月柱を推測せず、空欄にしてその旨を表示します。

月支(月柱の地支)は季節を表すので、伝統的には日干がどれだけ周りから支えられているかを見る場所とされ、仕事や社会との関わりとも結びつけて読まれます。日本の四柱推命でいう「中心星(月支元命)」も月支の蔵干から出します(中心星とは)。

日柱:命式の中心

日柱は、生まれた日の60干支です。生年月日だけで出せますが、真夜中近くの生まれは注意が必要です。当サイトの標準では日付は夜0時で変わり、23時台の生まれは時柱の天干だけ翌日の日干から出す「夜子時」の考え方を採っています。23時で日を変える流派もあり、そこで日柱が1つずれることがあります。この命式の日柱壬寅は日柱壬寅のページで、60すべては60の日柱で読めます。

日支(日柱の地支)は配偶者を表す場所として読まれることが多く(優しい四柱推命「日柱とは」)、広く身近な人との関係と結びつけられます。壬寅の地支寅の本気は甲で、日干から見ると食神です。同じ日柱の人は命式の芯の構造が同じというだけで、性格まで同じわけではありません。

日干(日主):命式の「わたし」

日干は日柱の天干で、日主とも呼ばれます。四柱推命で「自分の五行」といえば、ふつうは生まれ年ではなくこの日干の五行のことです(五行バランスの調べ方)。十干なので日干は10種類です。

命式の関係はすべて日干から測ります。通変星は「ほかの干が日干にとって何か」、十二運は「日干が各地支でどんな状態か」を表します。日干の強弱(身強・身弱)を判断する流派もありますが、判断のしかたは流派ごとに違い、当サイトの読みでは点数化していません(命式の計算ルール)。

時柱:2時間ごとの区切り

時柱は1日を十二支で2時間ずつに区切ったもので、子の刻(23時〜1時)から始まります。時柱の天干は日干から決まります。出生時刻がわからないと命式は6文字になりますが、日干は変わりません。韓国では、この区切りを30分遅らせて子の刻を23時30分からとする習慣もあります(韓国のサジュの時刻の扱い)。

伝統的には、晩年や将来の計画、子どもや後輩との関係と結びつけて読まれます。実際には一番わからない人が多い柱なので、読むときは「時柱なし」と正直に書くのが大切です。

蔵干:地支の中の十干

地支にはそれぞれ1〜3個の十干が含まれているとされ、これを蔵干と呼びます。当サイトの表では、子には癸だけ、寅には戊・丙・甲が入っています。蔵干の通変星は、表の天干には出ていない性質を足すものとして読まれます。どの蔵干を採るかは流派で違うので、表と違いは蔵干の表と流派の違いにまとめました。

十二運:日干のエネルギーを一生にたとえる

十二運は、日干の五行が各地支でどんな状態にあるかを、人の一生(生まれる・育つ・盛りを迎える・衰える・休む・次の命に宿る)にたとえた12の段階です。古典の『三命通會』は、長生・沐浴・冠帯・臨官・帝旺・衰・病・死・墓・絶・胎・養の順に並べています(三命通會 巻二)。日本では臨官を建禄と書くのが一般的です。

「死」「墓」「絶」といった名前は、たとえ話の中の段階の名前で、病気や死といった出来事を表すものではありません。冒頭の命式では、日干壬は日支寅で「病」にあたり、当サイトではこれを「感受性」と言いかえています。ほかの段階の言いかえは次のとおりです。十二運の出し方(陽干は順行、陰干は逆行)は命式の計算ルールにまとめています。

  • 長生:新しく始める力
  • 沐浴:落ち着かない好奇心
  • 冠帯:きちんと見せたい気持ち
  • 建禄:地に足のついた自立
  • 帝旺:押しの強さ
  • 衰:経験からくる落ち着き
  • 病:感受性
  • 死:静かな集中
  • 墓:ためこみ、守る力
  • 絶:切り替えの速さ
  • 胎:アイデアの多さ
  • 養:見守られて育つ力

空亡:60干支が数え残す2つの地支

十干は10、十二支は12なので、10日ひと組(旬)で数えると必ず2つの地支が余ります。この2つが、その旬に属する日柱の空亡です。この命式の日柱壬寅の空亡は辰・巳で、時柱の地支巳がちょうどその一つにあたります。伝統的には「力が入りにくい場所」として読まれますが、避けるべきことを示す警告ではありません。

命式を読む手順(チェックリスト)

初めて自分の命式を見るときは、次の順に確かめると迷いにくくなります。

  • 計算の設定を確かめる:出生時刻とタイムゾーン、日付の切り替え(0時か23時か)、真太陽時の補正の有無。
  • 日干を確かめる:五行と陰陽(この例なら壬(陽の水))。
  • 天干の通変星を出す:年干・月干・時干が日干にとって何か(この例なら年干庚=偏印、月干戊=偏官、時干乙=傷官)。
  • 蔵干の通変星を出す:特に月支と日支。
  • 五行とグループの偏りを見る:数え方を確認したうえで。
  • 十二運・空亡は補助として見る:主役は日干と通変星。

韓国の命式表との違い

韓国のサジュアプリの命式表(사주 원국표)は、右から年・月・日・時の順に柱を並べるのが一般的です。日本では左から年柱を並べる表も多いので、見比べるときは柱の順番に注意してください。ほかに違いが出やすいのは、蔵干(지장간)の並び順と、神殺の表示の多さです(よく見られる習慣)。

大運:10年ごとの柱

大運は、月柱から順行または逆行で干支を並べた、約10年ごとの柱です。『韓国民族文化大百科事典』は、10年単位の変化を대운(大運)、1年単位の変化を세운(歳運)と説明しています(사주 E0025957)。当サイトの無料命式と鑑定書は大運を表示していません。

よくある質問

命式とは何ですか?

生まれた年・月・日・時を、それぞれ天干と地支の2文字で表した4本の柱(8文字)の表です。韓国では사주팔자、中国では八字と呼びます。

年柱・月柱・日柱・時柱はそれぞれ何を表しますか?

伝統的には、年柱は家系や育った環境、月柱は季節と社会との関わり、日柱は自分自身と身近な関係、時柱は晩年や将来と結びつけて読まれます。中心は日柱の天干=日干です。

柱ごとに年代(何歳ごろ)が決まっていますか?

柱に人生の時期を割り当てる読み方はありますが、何歳で区切るかは解説によって違います。当サイトの読みでは、柱を年齢の区切りとしては使っていません。

一番大事な柱はどれですか?

日柱です。日柱の天干(日干)がすべての関係の基準になるからです。次に、季節を表す月柱が重視されることが多いです。

出生時間がわからないときはどうなりますか?

年柱・月柱・日柱の6文字で読みます。日干はわかります。節入り日の前後に生まれた場合は、月柱が決まらないこともあります。

命式がサイトによって違うのはなぜですか?

多くは設定の違いです。タイムゾーン、23時と0時のどちらで日を変えるか、真太陽時の補正、立春の扱い、蔵干の採り方などで変わります。

出典

  1. 韓国民族文化大百科事典「사주(四柱)」E0025957
  2. 国立天文台 暦計算室 暦Wiki「二十四節気とは?」
  3. 国立天文台 暦計算室「令和9年(2027)暦要項 二十四節気および雑節」
  4. 『三命通會』巻二(明・萬民英、四庫全書本、ウィキソース)
  5. リアル四柱推命「年柱・月柱・日柱・時柱」(柱ごとの意味の一例)
  6. 優しい四柱推命「日柱とは」(柱ごとの意味の一例)

このページについて

掲載した出典と当サイトの計算プログラムをもとに、AI(Claude)を使って書いています。ホランとカチは架空のキャラクターで、出来事を予言する内容ではありません。命式の計算ルールはこちら。

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