壬寅(みずのえとら)の日柱:雪解けの川
壬寅の日柱は、壬(みずのえ)=陽の水、大河や海が、寅(とら)の中へ流れ込む組み合わせ。寅は春の最初の月で、雪が解けはじめ、夜明け前の森が目を覚ます頃。冬のあいだずっと待っていた森へ、山から冷たい川が勢いよく流れ込んでいく景色を思い浮かべて。
あなたは勢いを連れてくる。アイデア、計画、誘い、提案が、みんながコーヒーを飲み終わる前からあふれ出て、流れた先では物が育ちはじめる。自分の企画と同じくらい気軽に人の企画にも水をやるし、それを楽しんでいる。弱点は量。春の川は、潤そうとしている道まで水びたしにする。十の始まりに自分を注ぎきって、中盤に回す分が残らないこともある。正直に言うと、僕は虎だから、あなたのことはもう気に入ってる。それでも、雪解けの川にも岸は要るよ。
この日柱の風景
壬は動く水。川、潮、海。広くて、なかなかおさまらない。寅は立春から啓蟄まで、二月上旬から三月上旬の月で、暦の上で春が始まる時期。時刻は明け方三時から五時。寅の蔵干は甲(木)、丙(火)、戊(土)。壬の日主から見ると、甲は食神、おおらかで気前のいい創造の星。丙は偏財、チャンスと広い付き合いの星。戊は偏官、圧力と挑戦の星だ。水は木を生む(水生木)から、川は森を育てることに自分を使っていく。実り多く、そのぶん源は減っていく。
強み
- アイデアとエネルギーを生み出して、特に始まりの段階で周りを動かせる。
- 食神の気前のよさで、教える人、もてなす人、人の成長を応援する人に自然となれる。
- 障害物と言い合うより、その周りをするりと流れていく適応力がある。
赤ペンを入れたいクセ
- 始まりにばかり注ぎこんで、中盤と終わりがいつも置き去りになる。
- 熱量が、静かな人の言葉を最後まで待たずに押し流してしまう。
- エネルギーを惜しみなく配って、何も返ってこないと、妙に空っぽで落ち着かなくなる。
恋愛
恋愛の壬寅は、遊び心があって気前がよく、予定でいっぱい。相手の夢に水をやり、新しい場所に連れ出し、ふつうの週末を何かの始まりみたいにしてしまう。足元の食神は、楽しむことで愛情を示す星。ごはん、旅行、冗談、一緒にやる企画。そのぶん、動きと余白が必要で、決まりきった日常は氷のように感じることもある。合うのは、あなたの流れをせき止めずに楽しんでくれて、会話を水びたしにしたら、やさしく教えてくれる人。相手の計画も聞けるくらいには、流れをゆるめてね。
仕事
仕事の壬寅は、物事の源流で力を発揮する。立ち上げ、プレゼン、ワークショップ、スタートアップ、教育、マーケティング、商品企画など、勢いが必要なチームならどこでも。食神はアイデアを人が楽しめる形にし、偏財はチャンスを見つけ、同じ寅の中の偏官は挑戦で燃える性質をくれる。弱いのは、プロジェクトの長い中盤。雪が解けきって、仕事がただの仕事になる時期だ。中盤はそれが好きな人に任せるか、新鮮さを保てる節目を作ろう。始めた数じゃなく、終えた数を数えて。
伸びしろ
壬寅の伸ばし方は、川に水を戻すこと。森に注いだ水は、どこかから来なければならない。四柱推命で水を生むのは金、あなたにとっての印星で、学び、仕組み、師匠、崩れない方法を表す。勢いだけに頼らず、仕組みを借りよう。今月水をやる対象を短いリストにして、それ以外は待たせておく。空っぽになってからではなく、その前に休む。春の源になるのに、ただひとつの源である必要はない。一定のペースで流れても、森はちゃんと育つよ。
よくある質問
ホランは虎。壬寅は特別扱い?
ちょっとだけね。寅は春の最初の月だから、壬寅の日柱には、冬の水が新しい芽吹きに変わっていく絵が重なる。気前がよくて前向きな絵で、正直ひいき目はある。でも赤ペンは平等。岸のない勢いは、潤そうとしている道まで水びたしにしがちだから。
日支に食神があると、壬寅はどうなる?
寅の蔵干の本気は甲の木で、壬の日主から見ると食神にあたる。食傷の中でも、おだやかで気前のいい側面の星だ。作ること、楽しむこと、人を養うこと。これの上に座ると、気負わない創造性やもてなし上手として出やすい。注意したいのは、惜しみなく配りすぎて、自分の水が減ってしまうこと。
自分が壬寅の日柱かどうか知りたい。
ホランのサジュ部屋のトップページで生年月日を入れれば、無料の命式がブラウザの中で日柱を出す。生年月日は保存も送信もされない。出生時刻は任意。足すと時柱が埋まって、真夜中近くの生まれなら日柱の確認にも役立つよ。
壬寅の話はここまで。で、あなたのは?
生年月日さえあれば、日柱も命式の残りも出せる。無料だし、計算はあなたのブラウザの中で済むよ。
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