虎HORAN’Sソウル、夜更けのサジュ部屋
命式のしくみ

ふたりの命式をどう読むか:四柱推命の相性

四柱推命の相性は、ふたりの命式を並べて、日干どうしが五行でどんな関係か、日支どうしが支合・冲・三合のどれにあたるか、五行の多い少ないを互いに補うか、といった点を見比べて読むものです。このページでは点数や「合う・合わない」の判定は出さず、何を比べるのかを、計算エンジンで作った表と架空のふたりの例で説明します。

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自分の日柱と日干を無料で見る

ふたりの日柱を並べる相性チェックも無料です。生年月日はブラウザの外に出ません。

四柱推命の相性では何を見る?

よく使われる比べ方は次の4つです。どれも「ふたりのあいだに線を引く」作業で、線が多いほど読む材料が増えるだけです。線の本数で関係の良し悪しが決まるわけではありません。

  • 日干どうし:相手の日干が、自分の日干から見て何の通変星にあたるか。逆向きも出す。干合の組かどうか。
  • 日支どうし:日柱の地支が、支合・冲・三合のどれにあたるか。日干を自分、日支を配偶者に見立てる読み方もあります(優しい四柱推命「日柱とは」)。
  • 五行の補い合い:片方に少ない五行を、もう片方が持っているか。
  • ほかの柱:年柱や月柱どうしの合・冲まで見る流派もあります。

韓国の「궁합(宮合)」という習慣

韓国では相性のことを궁합(クンハプ、宮合)と呼びます。『韓国民族文化大百科事典』は궁합を、婚姻の際に陰陽五行説にもとづいて新郎と新婦の사주(四柱)を見て、ふたりが配偶者としてふさわしいかを占うことと説明しています。同じ項目は궁합を、十二支による겉궁합(表の宮合)と五行による속궁합(内の宮合)の2つに分けています(궁합 E0006817)。このページの言葉に置きかえると、日支の支合や冲を見るのは겉궁합に、五行の補い合いを見るのは속궁합に近い見方です。

同じ項目によれば、かつては궁합を見て사주や五行に「살(煞)」があると、不吉だとして結婚しないこともありました。そうした慣習は伝統意識の変化や産業化とともに次第に消えつつある一方、今も궁합が合わないからと結婚をためらう人や、逆に궁합のよさを決め手にする人がいて、궁합が縁談を角を立てずに断る口実になることもある、と書かれています。当人どうしが結婚前に知り合える今、궁합の必要性については消極的・否定的な方向に傾いていくだろう、という見方が支配的だそうです(궁합 E0006817)。今の韓国での気軽な楽しみ方は今の韓国でのサジュにまとめています。

干合:引き合う5組の日干

干合(かんごう)は、甲と己、乙と庚、丙と辛、丁と壬、戊と癸の5組です。十干を順に並べると、どの組も6つ目どうし(甲から数えて6つ目が己)で、必ず陽干と陰干の組になります。『三命通會』は「合とは和諧の義」とし、陽と陽は競い合い、陰と陰は足りず、どちらも剋になるが、陰と陽が出会ったときだけ合になる、と説明しています。十干がかならず6つ目どうしで合う理由も、同じ箇所で天地の数から説明しています(三命通會 巻二)。

表は、干合の5組を当サイトの計算エンジンで見たものです。どの組も、陽干から見た陰干は正財、陰干から見た陽干は正官で、五行でいえば片方がもう片方を剋す関係です。『三命通會』が引く『天元變化書』も、甲は己と合って財を得、己は甲と合って官を得る、と向きによって違う星を書いています。本来は剋す・剋されるの関係にある2つが結びつくのが干合で、強い結びつきを表す組み合わせとして読まれます(ほしよみシステム)。

『三命通會』は、干合から生まれる五行(化気)を、甲己は土、乙庚は金、丙辛は水、丁壬は木、戊癸は火としています。同じ巻は5組に「中正之合」「仁義之合」「威制之合」「淫慝之合」「無情之合」という名をつけ、人柄の良し悪しまで書き添えていますが、当サイトはこうした名前で人を評価しません。ふたりの日干が干合の組でも、それだけで関係の行方を読むことはしません。

干合の5組を、それぞれの日干から見た通変星
干合陽干から見た陰干陰干から見た陽干五行の関係
甲と己甲→己:正財己→甲:正官木が土を剋す
乙と庚庚→乙:正財乙→庚:正官金が木を剋す
丙と辛丙→辛:正財辛→丙:正官火が金を剋す
丁と壬壬→丁:正財丁→壬:正官水が火を剋す
戊と癸戊→癸:正財癸→戊:正官土が水を剋す

通変星は無料の命式と同じ関数で計算しています。

日干どうしの関係は「行き」と「帰り」で違う

日干どうしを比べるときは、自分から見た相手と、相手から見た自分の両方を出します。通変星は見る側の日干で決まるので、同じふたりでも向きによって星が変わります。たとえば日干甲の人から見て庚は偏官ですが、庚の人から見た甲は偏財です。自分以外の9つの干が自分にとって何にあたるかは、通変星の早見表で引けます。

五行でまとめると、日干どうしの関係は、同じ五行、片方がもう片方を生む(相生)、片方がもう片方を剋す(相剋)の3通りしかありません。当サイトの相性チェックも、日干についてはこの3通りで見ています。

「相剋だから合わない」とは読みません。剋す側から見た相手は財の星、剋される側から見た相手は官の星で、伝統的には、やりくりする力や、形を整え引き締める力として読まれてきた星です(通変星の意味)。

日支どうし:支合・冲・三合

日支どうしで主に見るのは3つの関係です。支合(六合)は子と丑、寅と亥のように引き合う6組、冲(六冲)は子と午のように十二支の輪で向かい合う6組、三合は申・子・辰のように十二支の輪で4つずつ離れた3つがひとまとまりになる4組です。三合の3つのうち2つがそろう形は半会と呼ばれ、ほしよみシステムの解説では、卯と亥、卯と未のように、真ん中の十二支(子・午・卯・酉)を含む組として挙げられています。寅・卯・辰のように同じ季節の3つがそろう形は方合です(ほしよみシステム「干合・支合・三合(半会)・方合」)。ふたりの日支を比べるときに出てくるのは、三合の3つのうち2つだけがそろう形です。

『三命通會』は、六合を太陽と月が出会う位置から説明し、冲については地支の7つ目どうしがぶつかる関係としています。そのうえで、冲はおおむね凶とされる一方で大きな福となる場合もあると書き、「衝破に吉あり凶あり、概して論ずべからず」とまとめています(三命通會 巻二)。古典の時点で、冲はそれだけで悪い組とは言い切られていません。

当サイトの読みでは、支合を「引き寄せ合い、ペースが合いやすい」、冲を「向きが逆で、刺激し合いやすい」傾向として扱います。三合の仲間は、息の合う協力関係として読まれてきました。

十二支どうしの支合・冲・三合
地支支合(六合)の相手冲(六冲)の相手三合の仲間
子(鼠)丑(牛)午(馬)申・子・辰(水局)
丑(牛)子(鼠)未(羊)巳・酉・丑(金局)
寅(虎)亥(猪)申(猿)寅・午・戌(火局)
卯(兎)戌(犬)酉(鶏)亥・卯・未(木局)
辰(竜)酉(鶏)戌(犬)申・子・辰(水局)
巳(蛇)申(猿)亥(猪)巳・酉・丑(金局)
午(馬)未(羊)子(鼠)寅・午・戌(火局)
未(羊)午(馬)丑(牛)亥・卯・未(木局)
申(猿)巳(蛇)寅(虎)申・子・辰(水局)
酉(鶏)辰(竜)卯(兎)巳・酉・丑(金局)
戌(犬)卯(兎)辰(竜)寅・午・戌(火局)
亥(猪)寅(虎)巳(蛇)亥・卯・未(木局)

亥の動物は、日本では猪、韓国と中国では豚です。

架空のふたりで見る:干合と五行の補い合い

五行の補い合いでは、ふたりの命式に木・火・土・金・水がいくつずつあるかを並べ、片方に少ない五行をもう片方が持っているかを見ます。下は架空のAさん(1992年3月14日 8時20分、東京生まれ)とBさん(1994年7月7日 19時40分、東京生まれ)の比較で、すべて当サイトの計算エンジンで出しています。

日干は己と甲で干合の組です。Aさんから見たBさんの日干は正官、Bさんから見たAさんの日干は正財です。日支は丑と午で、支合・冲・三合のどれにもあたりません。このページの比べ方には入れていませんが、丑と午は『三命通會』が六害の一つに挙げる組(「丑午相害」)で、韓国で원진と呼ばれる6組の一つとも同じ顔ぶれです(원진について)。当サイトでは、どちらも相手を避ける理由としては読みません。五行を見ると、Aさんの命式にない火を、Bさんが持っています。Bさんの命式にない水を、Aさんが持っています。

読み方の一例を挙げると、日干では強く引き合う線が1本、日支では支合・冲・三合の線がなく、五行では互いの少ないところを少し埋め合う形です。ここから言えるのは「どこに線があるか」までで、ふたりがどうなるかではありません。

架空のふたりの命式を並べた例
比べるところAさんBさん
生年月日時(架空)1992年3月14日 8時20分、東京生まれ1994年7月7日 19時40分、東京生まれ
命式(年柱・月柱・日柱・時柱)壬申・癸卯・己丑・戊辰甲戌・辛未・甲午・甲戌
日干己(陰の土)甲(陽の木)
相手の日干は、自分から見て甲=正官己=正財
日支丑(牛)午(馬)
五行の数(天干と地支の本気、8文字)木1・火0・土4・金1・水2木3・火1・土3・金1・水0

架空の生年月日で、実在の人物ではありません。五行は、天干と各地支の本気を1つずつ数えています。

日柱が同じふたりの相性

日柱が同じふたりは、日干も日支も同じです。日干どうしは互いに比肩、日支は同じ十二支で、支合でも冲でもありません。日柱は60種類なので、ふたりの日柱がそろう組み合わせは3600通りのうち60通り(1.7%)です。

当サイトでは、日柱が同じふたりを「ものの感じ方やペースが似やすく、苦手なところまで似やすい」組み合わせとして読みます。ただし同じなのは8文字のうちの2文字で、年柱・月柱・時柱はたいてい違うので、命式全体が同じわけではありません。自分の日柱の読み方は60の日柱で確かめられます。

天地徳合:日干も日支も合うふたり

日干どうしが干合で、日支どうしも支合になる組み合わせを「天地徳合」と呼び、相性の解説では特別な組として紹介されることがあります(zired「天地徳合とは」)。当サイトの計算エンジンで60の日柱を総当たりすると、天地徳合になる組は30組で、どの日柱にも相手はちょうど1つずつです。たとえば甲子の相手は己丑です。

干合に支合が重なる形は、古典にも出てきます。『三命通會』は、甲戌と己卯のように同じ旬(10日のまとまり)の中で重なる形を「君臣慶會」、甲子と己丑のように旬をまたいで重なる形を「夫妻聚會」と呼び、後者には「天地得合」という別名も挙げています。そのうえで、合が生きるにはほかの助けが要り、衝や刑が重なれば吉とはしない、と条件をつけています(三命通會 巻二)。これは1つの命式の中の柱どうしの話ですが、当サイトの計算エンジンで数えると、30組のうち同じ旬の中の組は6組、旬をまたぐ組は24組です。

天地徳合を「最強の相性」と呼ぶ解説もありますが(zired)、当サイトはそうした順位をつけません。日柱は8文字のうちの2文字で、同じ天地徳合の組でも、ほかの柱しだいで命式どうしの関係はまったく違って見えます。天地徳合かどうかは、日柱を2つ並べれば誰でも確かめられる、線の1本として扱います。

当サイトの相性チェックがすること・しないこと

相性チェックは、ふたりの生年月日から日柱を2つ出し、日支どうしの関係(同じ十二支・支合・冲・そのほか)の4通りと、日干の五行の関係(同じ五行・相生・相剋)の3通りを組み合わせた、12のタイプのどれかを表示します。日干が干合の組のとき、日支が同じ三合の仲間どうしのときは、ひとこと添えます。

しないことも決めています。時柱・月柱・年柱は使いません。刑・害・破も使いません。点数や「合う・合わない」の判定、関係の先行きの予言はしません。生年月日はブラウザの外に出ず、共有リンクに入るのは日柱2つだけです。

12のタイプは同じ割合では出ません。3600通りの組み合わせのうち、日支が同じでも支合でも冲でもない組が2700通り(75%)と大半を占めます。「そのほか」に入る組が多いのは、支合も冲も、12の地支それぞれに相手が1つずつしかないためです。

相性チェックの12タイプと、3600通りの日柱の組み合わせでの出方
日支どうし日干の五行タイプ名3600通りのうち
同じ十二支同じ五行鏡合わせのふたり60通り(1.7%)
同じ十二支相生(育てる関係)バトンリレー120通り(3.3%)
同じ十二支相剋(引き締める関係)ペースメーカー120通り(3.3%)
支合(六合)同じ五行おそろいのふたり60通り(1.7%)
支合(六合)相生(育てる関係)夜ふけの台所120通り(3.3%)
支合(六合)相剋(引き締める関係)固結び120通り(3.3%)
冲(六冲)同じ五行好敵手60通り(1.7%)
冲(六冲)相生(育てる関係)花火大会120通り(3.3%)
冲(六冲)相剋(引き締める関係)スパーリング相手120通り(3.3%)
そのほか同じ五行並走するふたり540通り(15%)
そのほか相生(育てる関係)給水所1080通り(30%)
そのほか相剋(引き締める関係)編集者と原稿1080通り(30%)

「AさんとBさん」と「BさんとAさん」を別々に数えた3600通りです。どのタイプも、よい・悪いの順位ではありません。

なぜ点数をつけないのか

相性を点数やパーセントで出すサービスは少なくありませんが、何を何点と数えるかは作り手が決めた重みで、伝統の中に決まった配点があるわけではありません。干合で引き合い、日支では向かい合う、というように、同じふたりにいくつもの線が同時に引かれるのが四柱推命の相性です。

当サイトは、どんな線が引かれているかを言葉にするところまでにとどめます。「相性が悪いなら別れたほうがいい?」と聞かれたら、命式はその判断の材料にはならない、と答えます。関係のことは、相手と話して決めてください。

生まれ年の十二支で見る「원진(ウォンジン)」

韓国には、生まれ年の十二支で互いに避け合うとされる원진(元嗔)の組という言い伝えもあります。辞典の挙げる6組と、当サイトでの扱いは韓国の十二支のページにまとめました。命式の計算にはない民俗の層で、当サイトでは人を選んだり遠ざけたりする理由にはしません。

よくある質問

四柱推命の相性はどこを見ればいいですか?

まず日干どうし(相手の日干が自分から見て何の通変星か、干合の組か)と、日支どうし(支合・冲・三合)です。そのうえで、五行の多い少ないを互いに補うかを見ます。

干合とは何ですか?

甲と己、乙と庚、丙と辛、丁と壬、戊と癸の5組の十干の組み合わせです。どれも陽干と陰干の組で、伝統的には強く引き合う関係として読まれます。

支合とは何ですか?

子と丑、寅と亥、卯と戌、辰と酉、巳と申、午と未の6組の十二支の組み合わせで、六合とも呼ばれます。引き寄せ合う関係として読まれます。

冲の組み合わせは相性が悪いのですか?

そうとは限りません。古典の『三命通會』も、冲には吉も凶もあり一概には論じられない、としています。当サイトでは、向きが逆で刺激し合いやすい傾向として読みます。

日柱が同じ人との相性は?

日干どうしが互いに比肩になります。当サイトでは、感じ方やペースが似やすい組み合わせとして読みます。ただし同じなのは日柱の2文字だけで、命式全体が同じわけではありません。

相性は何パーセントでわかりますか?

当サイトは相性を点数やパーセントにしません。伝統に決まった配点はなく、何を何点とするかは作り手しだいだからです。

相性が悪いと言われたら、別れたほうがいいですか?

命式はその判断の材料にはなりません。当サイトは相性を良し悪しで判定せず、ふたりのあいだにどんな線があるかを言葉にするところまでにとどめています。関係のことは、相手と話して決めてください。

出典

  1. 韓国民族文化大百科事典「궁합(宮合)」E0006817
  2. 『三命通會』巻二(明・萬民英、四庫全書本、ウィキソース)
  3. 優しい四柱推命「日柱とは」(柱ごとの意味の一例)
  4. ほしよみシステム「干合・支合・三合(半会)・方合」(干合・半会・方合の解説の一例)
  5. zired「四柱推命 天地徳合とは?」(天地徳合の定義の一例)

このページについて

掲載した出典と当サイトの計算プログラムをもとに、AI(Claude)を使って書いています。ホランとカチは架空のキャラクターで、出来事を予言する内容ではありません。命式の計算ルールはこちら。

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